遅くなりました、デステニ46話感想前半。
まだ追悼なんてしないもん。
まだミーア生きてるかもしれないもん。
遅くなってしまいましたごめんなさい。
デステニ46話感想、どうぞ。
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・激戦終わり、
アバンはミネルバ組でした。
レクイエム破壊作戦大活躍でしたねえ。
目標はほぼ制圧しちゃって、これから色々と処分を下そうかという段階。
議長の「これで終わるかもしれない」だの「もう軍を動かすことはあるまい」のセリフからも、
もうザフトと連合との大規模な戦闘は無いと考えていいのかしら。
議長はまた長々喋ってましたが
「今度こそもう二度とこんなことの起きない世界を作らねばならない。」
が気になるセリフかな。
「起きないようにしなければならない」から相当踏み込んだところまで考えてます。
どう動くやら議長。
こんな時でも冷静沈着で(知ってたからかもしれないけどさ)頼れるリーダーって感じですわ。
で、戦闘員たちの様子が次々と映し出されてました。
大活躍のジュール隊がちらっと出てていいなーと思ったり。
生きててよかった!!本当によかったー!!
お疲れ様!隊長の腕組みにトキメキました。
あぁ何度見てもいいわ(笑)。
ミネルバ組は…
タリア様ーーーー!!!!!
椅子で居眠りするお姿も素敵ですーーー!!
襟緩めて口が半開き!!
普段のキリリとした艦長姿もいいですが、こういう無防備なのもいいですね!!
いつもキリッとしてるからこういうのがいいのかな。
予想もしなかったところから萌え燃料が投下されてしまいました。
タリア艦長は居眠りしちゃうほどなのに、
水族館に連れてこられた子供のようにガラスに張り付くアーサー(笑)。
元気だなお前さん。
旭山動物園のペンギン館やアザラシ館にいそうだよ、アーサー。
アザラシのジャンプを見て驚くがよいさ。
うたたねシンの寝顔もあまりにかわいいのでどきどきしました。
そうなんだよなーシンてかわいいんだよなー。
制服シワになるよーとか風邪ひくよーとか言ってやりたいわ。
いたずらしたいけど起こしたくないかわいさですw
シンが目を覚ました時、レイは起きて何やらパソコンいじってました。
寝なかったのかな、レイ。
寝る間も惜しんで何かしなければいけないことでもあったんだろうか。
起きたと思ったら射撃訓練を始めるシンとレイ。
レイの方がムラが無くて正確らしいです、射撃。
レイがあの的をアスランだと思って撃ってたらどうしよう。ガタガタ。
シンも一心に撃ってました。真剣だ。
シンは「ジブリールを倒せば戦争は終わる」とかなり強く思っていたようなので、
もう少し虚脱感に襲われたりしているのかなと思ってました。
まだまだ油断なんて出来ない状況だってのはわかるんですけど。
「ジブリールを倒したかもしれない」という状況で、
普段と変わらない様子だったのでちょっと意外でした。
これはもしかしたらシン「戦争を終わらせる」までは考えてるけど、
「戦争が終わったら」のことは考えて無いってことだろうか。
まだまだ戦う気満々のシン。
そんなシンが悲しくて愛しいです。
無心に射撃訓練するシンを見てそんなこと思ってました。
そこへ通りかかるルナマリア。彼女に気がつくシン。
何度見ても、どう逆立ちしても弟とお姉ちゃんにしか見えないシンとルナマリア。
「何?どうしたの?」と声をかけます。なんだそっけないなシン。かわいいからもう。
ルナマリアの「何?じゃないわ、もう!」のお返事ごもっともです。
やっとこさ休息になった途端に射撃訓練始めたことにご立腹。
それにシンは「だって俺もう寝たし。レイがやるって言うから。」
(ここの「んえ」とか「んあ」とかいう言い方がかわいい…。)
そういう問題かーーーー!!コラーーー!!
当然呆れたルナマリア、「あ、そ」と立ち去ろうとします。気持ちはわかる(笑)。
慌てて追っかけるシン。おわー「オトコノコ」な感じだ!ときめいてしまったよ。
ルナマリア、シンに言っちゃえよ「ガキ!」って!!
(希望・それで膨れるシンが見たい…)
そ こ で し っ か り 叱 ら な きゃ !!
手をつかんで「何怒ってんだよ?」と聞くシン。あははははは(転)!!
「別に怒ってないわよ。」「怒ってるだろうが!」のやりとりが何となく恋人っぽくて好きだったり。
(でも恋人にはどうしても見えない…。)
ルナマリアの「もういいわよ」に「よくないだろ。わけわかんないよ!」と食い下がるシン。
これを言えちゃうのがシンの長所だと私は思ってしまうのです。
「やめた方がいいかな」とか思わずに納得するまで引っ込まない強さがある。
視野は狭いし、まだまだ子供かもしれないけど、好きだなあシンのそういうところ。
ルナマリアは振り返らずに「アスランとメイリンのことを話したかった」とうつむきました。
で、その時のシンの反応。
コラーーーーー!!!!
シン!!
今気がついたような顔をするなーーー!!
話してなかったんかいッ!それはさすがにマズイでしょうに。
そこはシンからルナマリアに振るべきだと思いますけど。
ただでさえ、ルナマリアはシンと極力ぶつからないようにしているように見えます。
自分の言いたいことを言わないというか。
たとえば
「でも、もういい。言いたかったのは“気にしないで”ってことだけだから。
生きてるかもって思うと、私も何だか落ち着かないけど。」
とは言っていても、すごく陰湿でよそよそしいです。
メイリンとアスランのことがあるのはわかるけど、シンに心を閉ざしてません?
シンに感情を読み取られまいとしてるような。
「でもシンは悪くないから!」
は自分に言い聞かせているようで痛々しいし。
シンもおぼろげながらそれを感じたみたいです。
「疑いも晴れてないんだし。だから気にしないでって、それだけ。」
シンに「気にしないで」を繰り返すルナマリアがとても悲しい。
ルナマリアはまだ混乱しつつシンに「気にしないで」と言っているのでしょうから。
本当に気にしていないのなら話題になんてしない。
シンもシンで負い目があってルナマリア相手に自分からその話をしたくないのはわかるんですが、
そこはシンが耐えるべきじゃないのかなあ。
シンは立ち向かっていく強さがあるんだから、
耐えるとか、受け止めるとかそういう強さだってきっと手に入れられる人間だと思うのですが。
命令とはいえ、自分が手を下したことでルナマリアが悲しんでいるのを受け止めて成長するシンだと思ってますので。
・ツッコミたい…ツッコませて…!!
AAブリッジに馴染んでいるアスランがたまらなく嫌です。あああ。
ここで情報漏洩なんてしたら、ザフト側から見たら本気でスパイ扱いなんじゃないですか?
・・・アスランがスパイ。
いかん、ときめいた。
(議長が失脚してからでいい(諦)から脱走とグフ分捕りの裁判は受けてねアスラン。無罪の主張は総集編でつぶやくのではなく公の場で。)
私はアスランが大好きです。
全然オーブ軍服慣れないです。違和感がすごくある。
あの髪型と髪の色を生かす服ってなかなか難しい。
…だって変なんですもん(酷)!
オーブ軍服はカガリが一番似合うねえ。
AAは月面都市コペルニクスへ。
…って簡単に入れるもんなのか。いや、気にしちゃ駄目だ自分。
キラ、アスランからシンのことを知る。
キラを撃墜したインパルスのパイロットで、今はデスティニーに乗っていると。
ネオの言った「まっすぐで勝気な小僧」像とは結びついたのかな。
まあ、二人の会話は…。
桜木花道に頭突きかまされて来いお前ら。
まずアスランのセリフ。
「あの時は正直驚いたよ。お前がシンにやられるとは思ってなかったからな。」
だそうです。
えぇー?!
あの絶叫は「正直驚いた」とかのレベルじゃないよね。
あの時のアスランのリアクションに驚いた、
というかドンビキした人はミネルバにいっぱいいると思うよ。
ついでに私も驚いたよ。頭抱えたよ。私の胃を傷めつけるピロリ菌野郎と思ったよ。
実戦経験からしてもシンはキラに劣りますが、シンはキラを本気で倒そうとしてました。
対フリーダム戦シミュレートしてるの見てシンに怒鳴ったの「キラがシンにやられるとは思ってなかった」反応かい、あれ?
今更言わされた感ムンムンで悲しいです。
で、それを聞いて嬉しそうなキラ。さすが力だけが全ての男。
「あれは僕もザフトと戦っていいのかどうか迷っていたから。
カガリもいて、何とか逃げ切りたいって思ってて。」
ハァ?
自分のしてきたことを思い出せ。
ザフトのMSや戦艦をためらわず撃ちまくっていたのはどこのどいつですか。
(っていうかザフトだけじゃないか、AAが撃ちまくったの。)
何であの時だけ「戦っていいのかどうか迷う」わけよ。
突然戦場に現れた謎の勢力と戦っていいのかどうか迷った人々がさぞやたくさんいただろうねえ。
ああもう最初から
出てこなければよかったのに!!
その方が番組のためだったのに!!
「アークエンジェルも撃たれて本当驚いたよ。
でも、だからわかったのかもしれないな。“これはおかしい”って。」
ミネルバ内でキラキラ病発症したアスランの方がよっぽどおかしいです。
そりゃ出頭命令も出るわというレベルでおかしいです。
アークエンジェルの撃たれる理由なんていくらでもあるじゃないか!!
アークエンジェル討伐命令に疑問を抱けと言う方が難しい。
それでシンが気付くはずないだろうに。
…ってアスラン、今その戦艦に乗っているんだよね…。とほほ。あ、頭痛が…。
「議長やレイがやっかいなのはそこなんだ。話していると彼らの言うことは本当に正しく聞こえる。」
とアスラン。アスラン全然反論出来なかったもんね。
キラの「それはわかる。実際正しいんだろうし。」はもうわけわかんないスルー。
そしてシンを思いやるアスラン。わー萌え。
シンのことはすごく心残りなんだと思う。
「シンも、そこから抜け出せないんだ、おそらく。
アイツも夢があってそのためにがんばる奴だから。」
シンなら「抜け出したところで何があるんだ!」とか言いそうですけどね。
アスランはそれにどう答えるのだろう。
議長の言葉を信じて「戦争を終わらせるために」戦ってるシンですから、
アスランはシンを「議長の理想の犠牲」とするには忍びないのだと思う。
アスランはシンのことを抱えていてほしいです、ずっと。
アスランが敵を撃つのをためらっていた間、セイバーが落とされて何もできなかった間、
ミネルバを守るのに一番奮闘していたのはシンですから。
正直、アスランがシンを気に留めなくなることはありえないと思うので、そこらは安心してるんですけどね。
アスランだもん。
ところで艦長たちが基地の面々に挨拶に行っていたようだが、お前らはいいのか。
・大した情報収集活動だこと。
ラクス様は下僕をお連れになって街へ。
エレベーターのボタンを押すアスランがパシリ紳士っぽかった。
…やっぱりそういう役回りなんですね。
あの微妙な服はどこから調達したのでしょう。
アスランの着る紫はザフトのパイロットスーツが一番いいです。
(ザフトのパイロットスーツの紫はよかったのに、今回のはどうしてビミョーなんだろう。)
銃を準備するアスランにはときめきましたが。
銃をかまえるアスランは本当にかっこいいからw
銃装備のアスラン萌え。
護衛として連行されたものの、ラクス様の行動に苛々を抑えきれないアスラン。
(可哀想だけど萌え)
「怒っちゃいないさ。ちょっと呆れてるだけだ。」とキラに言いますが、
盛大に呆れ果てていいし、
思い切り怒ってもいいよアスラン。
だから、人は怒れるのです。
なんかわかってないキラは「大丈夫だよアスラン、もう僕もラクスも。
だからそんなにひとりでがんばんなくていいから。」とか言ってます。
誰もMS爆破されてケロリとしてる男の心配なんてしませ…ってアスランごめん。
キラはアスランひとりでがんばらせてるっていう自覚あったんだ驚き。
でもこれからもアスランひとりでがんばらせるんだよね…。
わかってるのか、拗ねたようにそっぽを向くアスランでした。
ふと怪しい気配に気がつくアスラン。
呑気にお買い物中のご一行様にミーアの赤いハロが近づいてきました。
あの赤ハロが爆弾とかだったらどうするつもりだったんだろう。
ハッ!そしたらまた包帯アスランが見られるかもしれない!!!!
爆発しても髪の毛は無事でいてね。(←石を投げないでください)
包帯アスラン忘れられません萌えー。
アスランはミーアのハロと気がつき、ラクスは赤ハロのくわえていた手紙を受け取ります。
呼び出し状でした。(ちょっと違う)
それが罠と知っていてもミーアを放っておけないアスラン。
…そういやアスラン、今までミーアのことはラクスに告げてなかったのかい?
自分ひとりが指定された場所へ行こうとしました。
キラにはラクスを守るように言い、
ラクスを安全に艦へ返そうとさせますが、どっこい。
「私も参りますわ。」
ラクス様、何考えてんだか呼び出しに応じようとしてました。
鬼畜魂に火でもつきましたか?
それに思わず「は?バッ…!」
と間抜けな声を出し、しまいには「バカ」呼ばわりするところだったアスラン。
…ラクス様、どんなオシオキをなさるおつもりで?
するならぜひ放映してくだs(自粛)
「私はお会いしたいですわ、彼女に」というトンデモ理由でアスランを悩ますラクス。
さすがです。
思考能力低目で何事も考え無しに動いちゃうことが証明されてしまったメイリンでさえも「信じられない」って雰囲気です。
しかしキラ様に常識は通用しませんでした。
「わかった。じゃ、ともかく船には連絡して。」
と何がわかったんだよお前、とツッコミたくなる言葉を口走りました。
キラはラクスの「ね、キラ?」に対しての「わかった」だけで、アスラン見事に一蹴されました。
(そりゃ蹴られるアスラン想像したら萌えですけどね、Sっ気のある身としては。)
ラクス様には誰も逆らえません。おぉ怖ッ!
さすがのアスランも「お、お前ッ…!!」と語気を荒げてしまいます。
「大丈夫だよアスラン。罠だってわかってるんだし、みんないるし、ね?」
お前の頭が大丈夫じゃねえよ。
もしかしてキラはラクスを何とも思ってないのではないだろうか。
頭を抱えるアスラン、大丈夫、君は間違っていない。
アスラン気の毒すぎです。
「応援を呼ぶ!」と言って呼んだ応援を待たずに出ちゃうのはどうして?
・ミーア
ミーアがこんなに普通の女の子だとは思ってませんでした。
最初はミーアが悪女だったら燃えるなあ、と考えてました。
実は議長すら手玉に取る悪女なミーアだったらいいなあと、
『痴人の愛』のナオミを思い浮かべてた程ですもの。
でも、今のミーアも大好きです。
こんなに転がり落ちるとは思ってなかった、ミーアに。
ミーアは本編中の描写に不足があまり感じられなかった
「超レアな」キャラクターかもしれません。
あと、こんな脳みそで申し訳無いのですが。
45話からしか出てきてませんが、付き人のサラ様にときめきました。
背中の開き具合とか、鎖骨の見せ方とか。
優しい声で言葉責めして追い込んでいくところなんて、
ミーアをいじめないでー!という気持ちと
サディストぶりが素敵ですー!という気持ちが
葛藤しておりました。
なまら駄目だべ自分。
サラ様、虐めるならアスランを!!ミーアじゃなくってアスランを!!
アスランならきっと貴女のサド心を満足させてくれるはずです!!
ミーアは可哀想なんです。いじめるの。
プールサイドで水面を見つめながらひとりぽつぽつと歌うミーア。
誰も聞いていないけど、ひとりで歌う姿は本当に悲しい。
浮かんでくる現実を一生懸命打ち消していました。
過去の、つい最近の自分を思い出しながら「あれは私がやったこと」と自分に言い聞かせてました。
やったのはミーアでも、大衆はそうは思ってないんですよね。残酷だ。
アスランの「いずれ君だって殺される!」に怯えるミーア。
誰か助けてやってー!と言いたくなります。
そこへ声をかけるサラ。
あのお茶に何か入ってるんじゃないかと疑いたくなる妖しさです、サラ様。(そこがステキ…)
焦るミーアに議長からは何の連絡も無い、と告げるサラ。
ますます追いつめられてゆくミーア。
追い討ちをかけるように、アークエンジェルの入港を知らせました。
「どういうことでしょうね。こんなときに月に上がってくるなんて。」とか仰っておりましたがサラ様、
ま っ た く で す 。
このセリフにすごく頷いてしまったよ。
ラクスのことを持ち出して、ミーアを刺激するサラ。
「あの方」を強調して、ただでさえ弱っているミーアをつつきます。
Sだ。
くっそうときいめいてしまうじゃないですかやめてください…。
サラがいわゆる「ラクス像」を持ち出して純真なミーアをそそのかします。
ミーアの正体は知っていることをほのめかすのも忘れません。
「嘘」や「偽者」という言葉にものすごく怯えるミーア。
よっぽどこのとき弱ってたんだろうな。
ミーアの中には「議長を信じて平和のためにラクスの代役を」っていう気持ちと
「今だけでいいから夢を見たい」気持ちとがあったのだと思います。
最近は後者が強調されてたので、余計に「ミーアは普通の女の子」という印象があって怖がるミーアが可哀想で仕方ないです。
わーんミーア!!
後半に続きます。
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2005年9月6日、作成。
徹夜してしまった…。
by kanade_s | 2005-09-07 07:05 | デステニ感想