4ヶ月以上遅れてデステニ50話感想。

遅くなりました。
もし待っていてくださった方がおられたら本当にありがとうございます。そしてごめんなさい。
最終話感想、というかの叫び。
非常に過激です。御注意。
人間存在に疑問を抱いております。
※これはアスランとシンが好きな人間の書いた感想であります。
アスラン好きがアスランを見捨てた感想でもあります。
アークエンジェルがお好きな方はご注意ください。
それではどうぞ。



























*******



・わたしまけましたわ

『起動戦士ガンダムSEED DESTINY』で関係企業はだいぶ利益をあげたようですが、
この作品で商売成り立つ世の中なんて信じたくありません。
亡国の風ってこのことかなあ。
続編あってももう知りません。
視聴者の心はつかめなくても財布は掴んでいるようですので取れるところから金搾り取ってくださいな。

『希望の国のエクソダス』じゃないけど、日本の有事の際には混乱に乗じて我が故郷を独立させたい気分です。
日本よさらば!
この番組は何でもアリだ、ただ希望だけが無い!

なーんていうのは冗談で、自分の感性にこの番組の世界観が合わなかっただけなんですよね。作品が悪いのではなく。世間の「離婚の理由№1」の「価値観の違い」というのが今なんとなくわかった気がします(笑)。

もしデステニの続編が作られても見ません。

アスランにはまって見始めたこの番組。
すべてのキャラはキララクマンセー要員(乃至は引き立て役)としての存在しか許されていないことを思い知ってしまったので、もう見る気力が起こりません。所詮はアスランもキララク側、キララクと同類なんでないかなあ、そう思ってしまいました。
この作品は「目的」ではなく「手段」だったのですね。
アスランが49話、50話で見るも無惨なことになってしまったので彼がこの先何やっても説得力無いですもん。
アスランもういいよアスラン。やはり駄目だったねアスランは(笑)。
どうして彼がまったく報われないのかしら。
アスランはこれまで悩んで苦しんで間違って来ました。
どうして何の決着もつけさせてもらえないのかしら。
どうして出てきた意味が無いようなキャラにされてしまったのかしら。
でもたくさんの萌えをありがとうアスラン。



・アスラン…生きてても嬉しくないや。

えぇ、私はアスランファンですよ。
彼がデステニ世界から解放されてほしいと思うのです。いっそ…いっそ…死
これ以上アスランを滅茶苦茶にしないでください。
アスランが生きてることすら喜べません。
うわー終わってる。あ、最終回だっけ。
「お前はミネルバに沈めというのか」とキラに言い放ったお前がミネルバ沈めてどーする。
もう知りません。なんでこんなシッチャカメッチャカなキャラクタになってしまったのよ。
アスランの言葉のすべてに説得力が無い。
言葉っていうのは「何を言うか」ではなく「誰が言うか」だなあとしみじみ感じました。



・最後は力!

レクイエムとジェネシスが準備され、戦況はもはや収集つきません。
アスランは「まずいぞキラ!このままではオーブが!!」
と叫びます。オーブ大好きッ子ね、アスラン。そりゃオーブなくなったらタダの脱走兵だもの、必死にもなりますよね。
そんなアスランに次々と撃たれまくるザフト兵(笑)。
これもラクス様と違う陣営に居たがためです。運命を恨んではいけませぬ。
それを見たイザークとディアッカ。
「エターナルを援護する!ザフトの艦だ、あれは!!」
とジュール隊長節が炸裂!そーきたかーッ(笑)。
MADE IN Z.A.F.T !?
きっと彼はアメリカに行ってソニーやホンダを「日本の会社だ、あれは!!」とか叫んでくれることでしょう。
イザーク…楽しい子!
賢い生き残り術だ!見事な風見鶏っぷり!!
イザークの苦渋が滲み出ていて、声優さんてすごいなあと思いましたよ。
(ちょっと投げやりっぽかったのは気のせいでしょう)
ザフトのためを思ったら、エターナルに敵対するよりも援護したほうが被害は少ないに決まっていますし(笑)。
正義補正まで計算に入れての風見鶏!揺れるおかっぱは伊達じゃないわ!!



・これが本当のク□ネコヤマト(引っ込め)。

最初にレイ&シンVSキラの時のシンの存在感の薄さが泣ける…。
レイの援護しかしてないシン…君は強い。
フリーダムを引き受けてシンにジャスティスを追わせたレイがシンを利用していただけとは思えないのです。
「今度こそすべてを終わらせるんだ」
「あぁ、わかった」
の会話がまたイイなあと。シンのセリフが「わかってる」ではなく「わかった」なのがちょっと気にかかるのですが。これがシンとレイの最後の別れになってしまったわけですが、シンの存在はレイにとって救いだったはず。直情型で細かいこと考えないからね、シンは。遺伝子が同じだからって人物を同一視できるような子では無いですもん。

ま、製作側はそこらへんを描く気が無かったんでしょうし、仕方ないじゃない?描きたいのはキラきゅんマンセーだものね。

しかしギャグのように回想されるクルーゼには笑ってしまいました。
「これはどーいうことなんだ?!」ってこっちのセリフですがな。
いきなり「俺はラウ・ル・クルーゼだ!」とか言われてもね。
「人の願い、人の夢、その素晴しき結果、キラ・ヤマト!」とか言ってますが。
人間やめたくなるので勘弁してください。
そりゃキラヤマトが人の夢だったら世界は変わらなければならんよ。
「ならばお前も今度こそ消えなければならない!」とか言ってます。あぁまったくだ。

とか言いつつレイはキラにやられちゃうわけですが。
どうしてキラの言葉にレイが動揺してしまったのか?
覚えておりますでしょうか?
レジェンドに撃墜されたあのシャトルに乗っていた黒猫ちゃんのことを。
そうです!
あの黒猫ちゃんがフリーダムのパイロットに憑依してレイのもとへ化けて出たのです!
だからあんなに動揺してしまったんですよ、レイ。
視聴者には何やら「またかよ」と言いたくなる電波節が聞こえていましたが、
レイには化け猫の怒りの鳴き声が脳髄まで鳴り響いていたに違いありません。
(祟られても短命なんですけどね、彼・涙)
動物は大事にしよう、という教訓でした。

…途中で覚醒した鬼畜ピンクにガクガクブルブル。



・楽しみでした、この二人の行く末が。

今度こそアスランを倒す決意をしたシン。(グフ落とした時に海の藻屑にしときゃよかったのにね、まーいいや。)
最後までシンの戦い方は一番爽快でした。これでもかー!と武器繰り出してどっかんどっかんやるの。随分楽しませてもらいました。もっと戦闘シーン多かったらよかったのに。

ネオとアスラン(電波の下僕A、Bみたいな扱いはなんとかならんのか)がザフト兵を倒しまくり。アスランはザフトを撃っていいらしいですよw

そんなこんなでアスランVSルナマリア。
運命の再会。ルナマリアのアスラン回想が、まだステキだった頃のアスランばっかりだったのでナイス!
ラクス女帝の演説に動揺して動きが止まったザフト兵をチャンス!とばかりに落しまくっていたアスラン、もうルナマリアの敵です。彼の行動を許しちゃいけません。
迷いを振り切るように「なんであなたがメイリンを!よくもメイリンを!!」
とアスランに向かって行きました。びっくりしたけど勇ましいよルナマリア!
果敢にジャスティスに挑むルナマリア、かなうわけないと思っていても格好いい。「逃げるな!」にはしびれましたよ。
アスランの「やめろルナマリア!」「邪魔をするな!君を撃ちたくなどない!」のセリフが虚しいです。
あれだけ無抵抗のザフト兵撃ちまくっておいてやめろも何もないだろうに。
とはいえ力の差は歴然。あっさりインパルス切断されてしまいました。
レクイエム破壊という大義を信じているからこういう強い言い方が出来るのだろうけど、逆にそういうものに頼らないと駄目なアスランの弱さが見えたなあと思うのです。
自分に自信がないから正義や大義に頼るんじゃないかしら、アスランは。
…最終回で見捨てたけど、こういう彼の弱さがとてもいとおしいのです。

意外に容赦なくインパルスを切り刻むアスラン(笑)。そこへ割り込んでくるシン。
絶叫しながら襲い掛かるシン、ワンパターンだけど好きですよ。
「この裏切り者がー!!アンタって人はーーー!!!よくもルナをルナをやったなーーー!!!」
っていうのね、「おねえちゃんをいじめるなーーーー!!よくもやったなーーーー!!!」
って叫んでいじめっ子に挑む弟の図にしか見えませぬ(笑)。


ハッ!!駄目じゃんアスランいぢめる方じゃなくっていぢめられる方なのにい!!!!

アスランに襲い掛かる覚醒シン(って書くと怪しい)。かっこいいぞデスティニー!!
アスランもシン相手には本気でかからないと駄目だと判断したのか、ソードで応戦。
デスティニー押してるよ!…お、押し倒したーーーー?!(どきどきどき)

が、戦況はアスランに押されて半狂乱のシン。萌えw
「くそーなんでアンタなんかにいィ!!」

「アンタ」呼び萌え。

それでもあきらめず戦おうとするシン、えらいぞ。もう後には退けない、それはわかっている。
そこへアスランの言葉。
「もうお前も過去にとらわれたまま戦うのはやめろ!そんなことをしても何も戻りはしない!!」
アスランは母親、ニコル、ハイネを思い出しながら叫ぶ。
えっとね、多分わかってると思うよ、シンは。
過去にとらわれてはいるけど前に進もうとしてるじゃない。
シンが考えないようにしてきたことや見ないようにしてきたことは前に進むためじゃないのかしら。弱いなりに何かをしようとした結果じゃないのかなあ。

…大体アスランに言われたくないよね。

「なのに未来まで殺す気か?!お前が欲しかったのは本当にそんな力か?!」
力は力でしかないのです、ってラクスのセリフだったと思うけどそれはまっとうな言葉だと思います。
「私の武力はOK、相手の武力はダメ!」なラクスが言うから電波扱いされるんであってさ。

…大体アスランに言われたくないよね。

未来まで殺すってさ。

さすが体術得意なアスラン、思考回路だって前人未踏のハイジャンプ決めてます。

K点超えてるね!誰も見たことの無いハイジャンプ!
あれだけのことを経験しておいて自分の言葉で具体的な物事を何一つ語れない男。
正論や大義に頼るだけの男。モノにならないというか何というか。
地に足がついていないからそうなるんですよ、アスラン。
そんなダメ男なアスランも好きですけどッ。ハッ!アスランがダメならこうすればいいじゃない!

ダ メ 男 萌 え !

えぇい、アスラン好きさ!ダメ男でも好きさ!!くそー好きだバカヤロー!!!!
アスランの言葉に悩みつつも「だけど、だけどー!!」としか言わせてもらえず(笑)、アスランに襲い掛かるシン。
シンはいい子です。私だったら「おだってんじゃねえよてめえが言うなこのボケ!髪の毛の前に記憶が抜け落ちたか!!」くらい叫びます。お育ちがよくありませんので。ルナマリアもシンもすごくいい子なんですよね。それは最後まで変わらなかった。
そこに割り込むルナマリア。
多分シンのことを止めたかったんだと思うけど、あまりにも危険な判断です。

飛び出すな!MSは急に止まれない!!

危ないよ!!ルナマリア姉さんは小さい頃に飛び出して交通事故に遭ったことがあるに違いない!!北海道に来たら圧雪の上を自転車で走る(←絶対にやめましょう危険かつ迷惑です)に違いない!!

シンにはステラとマユの幻が見えていました。
錯乱してルナマリアごとアスランを殺そうとするシン。
それはあまりに悲しいよ。

覚醒したアスラン「このバカヤロー!」とデスティニーを撃破。まさに最後は力!
デスティニーはズタズタ。さすが電波に魂を売って正義補正を得た男の力。
バカヤローには萌えましたw必死なアスランが好きです。



・シンの行方。

そんなこんなでミネルバを落としたアスラン。
ミネルバ守る時はまったく役に立たなかったのに、ボロボロのミネルバには容赦無し!
さすが過去にとらわれない男です。

議長は「オーブを撃ってこの戦争を終わらせる」そうな。
オーブより目の前の電波集団が先では???
なんでオーブを撃つんだろう。最後までよくわかりませんでした。
確かにオーブ撃った方が世界のためだっていう気はするのですが。

そんな議長は自軍を巻き添えにジェネシス発射。ひえええなんてわかりやすい貶め描写。
でもタリア様の「ギルバート…あなた!」が聞けたので気にしませんw

シンとステラ。
露出度高すぎ!!
「どうしたのステラ。だめだよ君はこんなところへ来ちゃ。」
とシン。言い方がすごく優しい。戦場から解放されたんだから、もう戦場なんかに居ちゃだめだよ、ということでしょうか。
シンはステラを救う方法が「死」であることを認めていたのかもしれません。でもフリーダムへの憎しみを糧にすることでしか前に進めなかった。ものすごく不安定で人間らしいシンの心情です。
「ちょっとだけ会いに来た」というステラ。
「ちょっとだけ?ちょっとだけなのか??」
とそれだけ大胆に脱いでてちょっとだけよwも何もないだろーとツッコミを入れるシン。(違

シンまで裸なのはステラが「ステラ、昨日をもらったの。ついでに服ももらうの」とシンを脱がせてしまったからです(追いはぎかよ)。最後の力。ステラ強いよステラ。
今は不時着して航行出来なくなったミネルバのロッカーからは、シンの制服一式が消えていたのでした…。

ルナマリアのひざの上で目を覚ますシンと、火柱が上がるレクイエム。メサイアも破壊されました。あっという間に。
この二人のシーンは本当に好きです。背景が宇宙で、横たわるボロボロのMSの傍でひっそりと抱き合う二人がとても絵になっていました。
「オーブは撃たれなかった」というルナマリアの言葉に泣きじゃくるシン。
すでにオーブ本土は撃ってしまったシンだけど、やっぱり大事な故郷、撃ちたくはなかったというのが本心かしら。

私はオーブは放っておけばすぐに滅びると思うので、レクイエムが撃たれようが撃たれまいがどっちでもよかったかな。大人がダメすぎますもん、あの国。軍人は本土がヤバイ時にユウナ相手に小学生のイジメごっこしてるし。後継者にブレーン残さず自爆した無責任なオッサンの理念を崇拝してるなんて信じられない。明らかにおかしいでしょう?!
カガリの側近らしき人物はすべてラクス教の回し者に違いありませんし。ラクス教の属国として生き延びるしかないなんて、かわいそうな国。

このトンデモ最終回にカガリが出なかったのがせめてもの救いかもしれません。よかったね、カガリ。これ以上キャラを滅茶苦茶にされないで。



・最後はタリア様。

タリア様とアーサーは最後までステキでした。この二人のやりとりは変わらなかった。癒されました。
「みんなを頼むわ、アーサー。」
とタリア様。なんだかんだで信頼してたんですね。よかったね、アーサー。
タリア様の後姿にひとり敬礼するアーサーが一番ステキでしたよ。男前。

そんなタリア様はひとりギルのもとへ。
ギルがああなってしまったのは自分のせいかもしれないという責任感からの行動でしょうか。
「しょうのない人ね。でも仕方が無いわ。」というタリア様には萌えました。
こういうやりとり、妙にツボにくるんです。
タリア様の選択だから特に文句も言いません。最後までありがとうタリア様。



すんごい遅くなってしまったんですが。
(追記は後ほどあるかもしれません。)
これほど語りたくなる作品は初めてでした。
感想読んでくださった皆様ありがとうございました。
デステニの視聴を続けられたのもこのブログのおかげです。
何よりもこのブログを通じて得たものが収穫でした。
ありがとうさようなら『ガンダムSEED DESTINY』!



*******


2006年2月15日、作成。
[PR]

by kanade_s | 2006-02-15 20:30 | デステニ感想

<< 簡単に今月号のTHE EDGE感想 アスラン→キラ描写への拒否反応軽減策 >>