読みました、読みましたよ今月号のジエッジ!!
いつになく詳しい紹介ですがそれはなぜかというと。
買 っ ち ゃ っ た か ら で す 。
うわああん私のダメ人間!!雑誌の付録に下敷きがついていて輪ゴムで止めてあったんですよ。立ち読みできなかったんです。で、ちょっと迷ってレジに雑誌を持っていきました。頭の中では議長が「やはりダメかな、かなでは。」とかつぶやいてました。
某Tさんは「読むところない、買わなくてもいい」とか仰ってたんですけど(笑)。どうしよう買っちゃった。せっかくなのでちまきさんを応援する葉書を出そうかと思ってます。
えーと、詳しい感想はまた後日書きます。でも叫びたい叫ばせて!!
※ネタバレありますご注意!※
もうね、とにかく切ないんですよ。
たまらないです。アニメ放映してる時は「包帯萌え!包帯アスラン萌え!うめき声萌え!!」とかとにかく変態絶好調だったんですけど(今もだ)、ジエッジ今月号はとにかくアスランがあまりに切なくて包帯どころじゃありませんでした。正直言って。
扉絵はボロボロになりながらも歯を食いしばって必死で天に向かって手を伸ばすアスラン。(アオリ文句は「望む未来は未だ遠く」でした)これ、ものすごく「諦めの悪いアスラン」ですよね。格好悪くてもいい、地べた這いずり回ってもいい、必死で現実と理想の間で葛藤するアスランでした。シンに撃墜されてもなお諦めずに出来る限り呼びかけていたんだと思います。苦しそうな表情がすごくいい。萌えます(笑)。ここは素直に言っておこうw
ものすごく苦しそうなんだけど、目がね、爛々としてるんです。気迫が伝わってきます。いわゆる「自殺願望」なんてどこにも見当たらない。迫力ありました。「スゲェ」っていうため息が出てくるような扉絵でした。
一枚の絵でここまで妄想できるなんてなあ。
本編。
おまかなストーリーがほとんど変わらないのに、これだけアニメ本編と違うのはどうしてでしょう。
夢の中にパトリックが出てきました。ジエッジのアスランは何度もパトリックの夢を見ている気がします。アスランは父親が暴走したことだけじゃなくって自分の手でパトリックを撃てなかったことが大きな十字架になってるのかなぁと思うのです。簡単に父親の呪縛を断ち切れないアスランが人間らしいな。心の奥底に閉まったつもりだろうけど気を抜くと吹き出すトラウマに苦しめられるアスラン萌えです(爆)。なんでこんなに苦しんでいる姿に興奮しちゃうんだろハァハァ。いぢめてやりたくなるし、応援したくもなります。…いぢめたいウェイトの方が重いかなー。
カガリとの会話も良かったです。多分アスカガ好きな方は必見(?)だと思います。本編と比べてカガリがすごくしっかり成長してます。オーブに戻ることを決意した顔(カッコいいよう!)とアスランに対する顔のギャップがまた切なくて泣けます。「何も出来なかった」というアスランの後悔が痛々しい。真摯だからこそ伝わる悲しさがありました。
手で顔をおおうアスランの仕草にどきどきしたのは内緒です。悔やんでる表情、頭に包帯、ほっぺたに絆創膏…なんていうか萌えの四重奏(待て待て)にときめきました。相乗効果恐るべし。
宇宙に出るキラを見送り、無力感にうちひしがれてなお諦めずに「CICに座らせてください。(謙虚だよビックリ)」と重症の体をひきずって(というと萌える・爆)来たアスランはステキでした。そこでカガリが戦場に出るのを見送るんですよね。やりきれない表情がたまりません。ほっぺた絆創膏だからなおさらたまりません。で、「ミネルバ参戦」と聞いて顔色変えたとこで来月に続く!でした。ここのアスランね、声優さんの「息を飲む演技」が聞きたいなと思ってしまいました。
カガリといいメイリンといい、女性キャラがすごく一人の人間としてしっかり描写されてて個人的には嬉しかった。先月のミーアも含めて、「自分の足でしっかり立ってる」雰囲気がすごく好きです。
ネオなんて完全に「謎のオッサン」だし(笑)、アスランだっていきなりオーブ軍服で登場したりしないしさ。ラクスもほとんど登場しません。電波の量が少ないので素直にストーリーを楽しめます。不興をかってたところがとにかくマトモになってます。すごい、すごいよジエッジ。
付録はイザークとアスランのイラストが描かれた下敷きでした。二人ともかわいいんだけどさ、コイツをいったいどーしろと(笑)。微妙に離れて座ってる二人に笑ってしまいました。裏はコミックス版デステニの表紙4つでした。1巻のシンとアスラン、気に入ってしまった…(笑)。
by kanade_s | 2006-03-29 01:30 | THE EDGE 感想