今までありがとうございました。

『煩悩葛』を読んでくださった皆様、今までほんとうにありがとうございました。
私はこのブログのおかげで、とても楽しい時間を手にしたのです。(さらにはなんと、同じ大学の友人まで発見することになったのですが……運命ってすごい!!)
ブログ開設のきっかけとなったデステニにも素直に感謝できます、今なら。

なんと半年ぶりの更新です。放置しすぎててすみません。
当ブログはこれ以後の更新はしません。
デステニ感想記事置き場として残しておきます。
自分のお馬鹿記念としてね。

さて、ジエッジ感想を書こうと思っていたのに、なんと引越しのどさくさでジエッジ全5冊が行方不明のままです。ななななんてこと!!!!!

とはいえ最後はジエッジ雑感で締め。
ジエッジがなかったら、多分このブログは人知れず削除していたことでしょう。
大好きなシン、アスランと向き合う機会を与えてくれてありがとうジエッジ。
ちまき先生の活躍を心よりお祈りします。
ちまき先生ほんとうにジエッジをありがとう。





もうね、ちまき女史には萌え殺されるかと思った。

本編のアスランが私のイメージしてたアスラン像とはかけ離れていって、最後は誰だお前いっそ死んでしまえ状態になっちゃって随分かなしい思いをしたのですが、それを救ってくれたのがジエッジアスランでした。どんなになってもお坊ちゃん臭が抜けなくって甘ったれで、底なしのお人好しで、でも時にはエゴむき出しにして他人や世間とぶつかる、っていうアスランに私は魅力を感じるのです。生まれ育ちがよろしくて能力も多少他人よりかは優秀かもしれないけど、それだけじゃこんなに惹かれない。
ジエッジアスランの魅力はエゴイズムに有る、と私なんぞは思ってしまうのです。カガリやキラ、ミーアやシンに向けるエゴイズム。他人との関わりが苦手なアスランが、関わりたい、と強く思ってるからこそ生まれるエゴイズムの描かれ方が最高だったなあ、ジエッジは。ただのエゴだけじゃなくて相手を大事に思ってるのが伝わってくるからいいんでしょう。自分の感じ方が少数派だとは思いますが、エゴ剥き出しアスラン大好き。

特に本持って床転がりまわるほど悶えたのがシンとアスランの関係でした。
もう、何アレ。何アレ。最ッ高なんですけど。
すれ違いまくりの関係最高です。二人ともあんまり素直じゃないから尚更。さらなりですよ!ステラのことで追い詰められてくシンと、キラ達のことで追い詰められていくアスランとのすれ違いが特に好きです。気づいてやれよアスラーーーン!!!!と絶叫したくなる。アスラン脱走後、折りにふれてアスランのこと思い出すシンはかわいくてかわいくてかわいそうで仕方なかった。で、オーブ戦の両軍大迷惑激突MSでSMバトルにつながるわけで、すれ違いとぶつかり合い両方の醍醐味を堪能しました。じゅるり。

最後は世界観の問題かな、と思います。私ね、本編の「キラ・ラクス(+カガリ・アスラン)個人の独り善がり思い込み正義=世界の正義」っていうのが疑いもなく描写されてる点に嫌悪感を抱いたんです。そりゃ自分を投影してる人は気持ちいいでしょうよ、自分の考えがなんの精査もされずに世界に受け容れられて無批判に称賛されまくるのですから。
でもね、現実の世界と個人の関係って違うよね。世の中思い通りにいかないのが普通であり、思い通りにいかないことに対してどう自分の中で折り合いつけて建設的に生きるかっていうのを模索しつづけていかなきゃいい生き方なんて見つかりッこありません。ちっぽけな自分個人が生きてることが世界になんの影響を与えるか、そういう哲学なんて微塵も感じられない世界観がねえ、どうしても私の価値観と相容れないものがあったんです。苦笑するっきゃない。
私はもう、素直にアニメ作品を楽しめる歳ではないってことでしょう。だってカガリ好きでウズミ批判をしてる私のような人はやっぱごく少数だと思うけど、デステニ世界でいちばん人間ナメてるのはウズミだと思うんですもの。まともな教育も受けさせてない子供ひとり残して、後見人も残してやらずに国のブレーン連れて自爆するなんて。責任とって自爆したって言われてるけど、あれを責任とったなんていいません。責任逃れというのです。ほらもう、ここらからすでにして私とデステニの価値観が相容れてない(笑)。
そんな私をここまで惹き付け、ブログまで開設させてしまった『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』のすごさをあらためて感じさせられます。多くの人間をひきつける作品というのは、いったい何なんでしょうね。もうすごいとしか言いようがない。監督・シリーズ構成女史はじめスタッフの皆様お疲れ様でした。デステニをありがとうございました。映画は見ないけど。

その点ね、ジエッジはアスランのエゴイズムをおためごかしなんかじゃなくってありのままに描いてくれていて、ほんとに救われました。多少まわりに迷惑かけようとも相手の人間を思いやって全身でぶつかるアスランっていうの、最高じゃない。相手がカガリでも、キラでも、ミーアでも、シンでも。不器用なのがまたたまらないのですよ。世界と個人の関係、安心して読んでいられたのです、ジエッジは。

私、どれだけジエッジに興奮して、萌えて、救われたでしょう。多分これから先、ひとつのアニメ作品にこれほど入れ込むことは無いと思います。でもずっとシンとアスランは大好きなキャラでいつづけると思います。これもほんとジエッジのおかげ。貴重な経験でした。

最後にもう一度。
すべての出会いにありがとうございました。



2007・7・28 かなで
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by kanade_s | 2007-07-28 17:31

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